トムソン・カノープスは、ノンリニアビデオ編集ソフト「EDIUS Pro 5」の最新版5.1をベースにした「EDIUS Neo 2」を5月1日に発売する。価格はリテール版が3万1,290円。また、EDIUS Pro 5の最新アップデートも同時に発表された。
EDIUS Neo 2はEDIUS Pro 5のエンジンを継承し軽快さと高性能を実現しつつ、さらなる表現力に加えて、パワフルな編集機能を搭載している。AVCHDやHDVなどハイビジョン編集やWindows Media、QuickTime、MPEG2、MPEG4など多彩なフォーマットに対応。変換なしで対応フォーマットの混在編集も可能になった。GPUを活用しハイビジョンで多彩なエフェクトを実現、タイトル、カラーコレクション、各種EQなど編集に必要な機能も網羅する。
新たに対応したH.246/Blu-ray出力機能によって、編集終了後ダイレクトにBlu-ray Discの作成ができる。H.246とMPEG2の変換を高速に行うコーデックアクセラレーター「FIRECORDER Blu」を活用すれば高速エンコードも可能。EDIUS Neo 2にFIRECORDER Bluが同梱された「EDIUS Neo 2 with FIRECODER Blu」も発売される。その他、手振れ補正ソフトMercialとビデオエフェクトVitasceneをバンドル。HDSPARKにも対応し、HDMIへのリアルタイム再生も実現した。対応OSは、Windows XP/Vistal。価格は、リテール版が3万1,290円、アップグレード版1万3,440円。EDIUS Neo 2 with FIRECODER Bluが6万8,040円。その他バリエーションはトムソン・カノープスのホームページを参照。
また、EDIUS Pro 5の最新アップデートが4月下旬に無償配布されることも発表された。今回のアップデートは、Blu-ray Discへのダイレクト出力、FIRECORDER Bluの対応、キャプチャ時のリールネーム設定に対応、プラグインアップデートなど。