以前、プロジェクト管理ツールとして「Agile Agenda」(Adobe AIR Developer Derby受賞)を紹介しましたが、今回紹介するAIRアプリケーション『Agile Tracker』は、Agile Agendaとスケジュールデータを同期させることのできるタスク管理ツールです。「Agile Tracker」の特徴は、Agile Agendaと比較してシンプルに設計されている点。プロジェクトとタスクを設定すると、タスクに費やした時間やプロジェクトの進捗状況をカレンダーで確認することができます。
「Agile Tracker」の初回起動時、このようなメッセージが表示される。画面左下の「Create a new Local Project」をクリックし、新規にプロジェクトを作成してみよう |
プロジェクト名を入力し、テンプレートを選択する。その後、画面右上の「New Task」ボタンをクリックし、作成したプロジェクト内のタスクを作成する |
「Agile Tracker」公式サイトで公開されているプロジェクトスケジュール画面の例。カレンダーの日付と時刻ごとにタスク状況が表示され、プロジェクトやタスクごとに色分けされるので、一目でスケジュールが把握できる |
「Agile Tracker」で作成したスケジュールはレポートとして出力することが可能です。「Agile Tracker」とAgile Agendaのデータ同期が可能なので、ふたつのツールを利用すると一層プロジェクトを管理しやすくなります。長期案件の場合、プロジェクトの進捗管理が複雑になりがちですが、「Agile Tracker」を利用して効率的にスケジュールを管理してみてはいかがでしょうか。
(森さおり/デジカル)
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