中国電力はこのほど、CO2を走行中に全く排出しない電気自動車を業務用車両として導入すると発表した。2020年度までに累計で700台を配備する計画という。これは、特殊車両・トラック等を除き同社の保有する業務用車両の約4割にあたるとのこと。
2009年度は三菱自動車工業の「i MiEV(アイミーブ)」を30台導入し、広島の本社をはじめ岡山支社、14カ所の営業所、3カ所の電力所および総合研究所で運用するという。2012年度までに累計200台の配備を軽自動車中心で目指し、今後予想される市販車種の増加に応じて車種や展開する事業所の範囲を拡げる予定とのこと。同社では、700台の導入により年間約600トンのCO2削減効果が得られる見込みとしている。