エコワット |
イオン銀行(以下、同社)は10日、埼玉県越谷市(以下、同市)に対して、簡易型電力計「エコワット」を374個寄贈する事を発表した。エコワットは、コンセントに差し込み家電製品をつなぐと、「CO2排出量」「消費電力量」「電気料金」「1時間あたりの電気料金」の目安値を表示する。
寄贈に至った経緯は、同社が、同市にあるエコ・ショッピングセンター「イオンレイクタウン」内の支店において、2008年9月26日~2008年12月31日までの期間、買物袋スタンプカード(買物袋を持参し、レジ袋を辞退するとスタンプが押されるカード)のユーザを対象とした「レイクタウンECO定期預金」を実施したことから。同社は実施期間最終日の同預金残高の0.02%に相当する額と、期間中のイオンレイクタウン内の同社ATM機のユーザ利用回数×10円を合わせた、計82万4,670円に相当するエコワット(374個)を購入しており、17日に、同市市役所にて贈呈式を行うという。
同社は、2008年3月に「イオン温暖化防止宣言」を発表しており、その中で、2012年度までにCO2排出総量を2006年度比30%削減することを目標に掲げている。「エコワットを購入し、越谷市へ寄贈することにより、電力使用量およびCO2排出量の削減、地球温暖化防止に対する意識の向上に貢献したい」(同社)という。