Google Code

GoogleがSummer of Code 2009の開催に向けて動き出した。SoC 2009に参加するプロジェクトの募集が開始されており、申し込みは協定世界時で13日の19時まで受け付けられる。受付が許可されたFLOSSプロジェクト一覧は18日にApply to become an Organizationで発表されるという。SoC 2009に参加したい学生は、このプロジェクトの中から自分が興味を持っているところで話を持っていくことになる。

すでにいくつものFLOSSプロジェクトがSoCへ向けた動きを見せており、SoCを活用して開発を進める方向性を明らかにしている。メインストリームにマージされない成果物もあるが、SoCで開発されたコードがその後プロジェクトのメインストリームにマージされたり、参加した学生がプロジェクトに開発者として参加するようになるケースも多い。つまり、SoC 2009の取り組みは、2009年秋口にFLOSSプロジェクトが実現する機能を予測するうえで有用ということだ。

気になるFLOSSプロジェクトがあるなら、今後の方向性や改善、新機能の追加などをSoCの取り組みから予測できる。FLOSSプロジェクトをウォッチすると同時に、SoCの動向もチェックしておきたい。