ネットマーケティングを行うゴーガは5日、官公庁や独立行政法人の公募情報、調達情報を収集するサイト「調達.org」を開設したと発表した。調達案件の概要や入札結果、コメントを一覧表示。現在22の省庁から情報を自動収集しており、「今後は都道府県の調達情報にも対応する予定のほか、公益団体など情報提供可能な組織を募集中」としている。

「調達.org」トップページ画面

「調達.org」では、官公庁、独立行政法人、民間企業など、登録ユーザーから寄せられた調達案件の概要や入札結果、コメントを一覧で表示することが可能。情報の正確性を期すため、「現在のところ、案件自体を登録するにはユーザー権限の変更が必要となっており、事前申請を経たユーザーのみが案件を追加できる」(ゴーガ)。

情報の自動収集も進めており、農林水産省や国土交通省など22の官庁に対応。今後は、都道府県の調達情報にも対応していく予定のほか、地方自治体や公益団体などで直接情報提供可能な組織を募集している。

また、携帯版の「調達.orgモバイル」も併せて開設。PC版で収集された情報を携帯で手軽に閲覧することが可能。「省庁が提供する調達案件の一次情報はPCサイトが中心のため、Googleの携帯電話表示用の変換サービスにもリンクできるようになっている」(同社)としている。