秘書逮捕の小沢氏「ただちに代表を辞任すべき」が4割強 - ニコ動世論調査

動画投稿サイト「ニコニコ動画(ββ)」を運営するニワンゴは4日、ニコ割アンケートを利用した「ネット世論調査」の結果を発表した。これによると、民主党の小沢一郎代表の公設第一秘書が東京地検特捜部に3日逮捕された件に関し、「ただちに代表を辞任すべき」と回答した人が44%と最多。「世論や今後の捜査の状況をみて考えるべき」は30%だった。

調査は、小沢代表の公設第一秘書が逮捕された3月3日の翌日の4日21:30にニコ割アンケートを利用して180秒間実施。7万7,006人から回答を得た。

これによると、「小沢氏の民主党代表続投」については、「ただちに代表を辞任すべき」が44%ともっとも多く、次いで「世論や今後の捜査の状況をみて考えるべき」30%、「辞任する必要はない」が14%。代表を辞任する考えがないことを示した小沢氏にとっては厳しい内容となった。

「民主党幹部が『今回の捜査は陰謀・国策捜査』と発言したこと」に関しては、「理解できない」が52%と過半数を超え、「理解できる」は20%だった。

一方、小泉純一郎元首相が欠席するなどして話題を集めた「定額給付金等の関連法案の再可決」については、「再可決されてよかった」という回答が40%、「よかったとは思わない」が26%となり、再可決が一定の支持を得たことが分かった。

また、同時に行った内閣支持率に関する調査では、麻生太郎内閣を支持する人は32%で、前回の調査から4ポイント増。また、各政党の支持率は、自民が前回から2ポイント増の35%、民主が前回から3ポイント減の14%となり、自民党と麻生首相の復調傾向が明らかとなった。