GMOホスティング&セキュリティは3日、同社のホスティングブランド「アイル」において、メールサーバの運用コストを軽減する「メールサーバー運用代行サービス」の提供を開始したと発表した。ブレインウェーブと共同で、アイルの専用型ホスティング「<コア>マネージドサービス」のオプションサービスとして提供する。
今回提供を開始した「メールサーバー運用代行サービス」は、ウィルス除去、スパム対策ソフトといった機能を備えたアイルのサーバ環境に、ブレインウェーブが構築するメールシステムをパッケージ化。メールサーバの運用保守作業を代行する。
具体的には、メールサーバの構築から、セキュリティパッチなどを含むメールサーバの保守運用、24時間365日体制でのサーバ稼働状況の監視を実施。
また、顧客からのヒアリングに基いたメール運用時のポリシー策定、メールアカウント・メール転送・メーリングリストなどの追加・編集・削除、定期的なメールボックス容量のチェックとメールボックス容量超過時の通知などもサービス内容に含まれている。
同社では、「これにより、顧客は常時安定したメールサーバ環境でビジネスに取り組むことができる上、人件費を含めた運用コストの大幅削減が可能となる」としている。
メールサーバー運用代行サービスの概要、利用料金は以下の通り(※利用料金は12カ月単位での契約)。
「メールサーバー運用代行サービス」概要
サービス名 | メールサーバー運用代行 |
---|---|
サーバスペック | Intel Core2 Duo、2GBメモリ、500GB(ハードディスク) |
OS | CentOS 5.x |
サーバーroot権限 | アイルで預かり |
標準提供機能 | 専用ファイアーウォール、ウィルス除去、迷惑メールフィルタ |
オプション機能 | メールサーバー脆弱性診断・セキュリティ証明書、メールアーカイブ |
利用料金
プラン名 | 初期費用(税込) | 月額費用(税込) |
---|---|---|
メールアカウント数 50 | 240,000円 | 130,000円 |
メールアカウント数 100 | 240,000円 | 182,500円 |
メールアカウント数 150 | 294,000円 | 235,000円 |
メールアカウント数 200 | 294,000円 | 287,500円 |
メールアカウント数 250 | 420,000円 | 340,000円 |
メールアカウント数 300 | 420,000円 | 392,500円 |