ライブドアは2日、インターネット利用頻度の高い個人を対象にしたISPサービス「livedoor プロバイダ」の提供を開始したと発表した。法人向けISPサービスの技術力を活用。サポートの受付をメールに限定して電話サポートを無くすことで、「個人向け大容量・高品質のネット接続を月額1,575円のシンプルな低価格プランで実現した」(同社)としている。

2日提供が開始された「livedoor プロバイダ」のサービスサイトトップページ画面

ライブドアはこれまで、大容量のバックボーンに直結することで快適なネットワーク環境を実現した「高品質の法人向けISPサービスを提供」(同社)。

今回、その技術力を活用し、インターネットの利用頻度の高い個人を対象にしたISPサービス「livedoor プロバイダ」の提供を開始した。

サポートの受付をメールのみに限定し、電話サポートを無くすことで、月額1,575円(消費税込、NTT回線利用料は別途)の低価格で提供。

NTT東日本・西日本のフレッツ光回線(Bフレッツ、フレッツ・光プレミアム、フレッツ光ネクスト)に対応しており、すでに同回線導入済のユーザーは、プロバイダ契約の変更だけで利用できる。また、新たにフレッツ光回線を導入する場合は、NTTへの取り次ぎにも対応している。

また、固定IPアドレスを選択することができるので、「自宅でサーバを設置しサイト構築をしたい人や、Webカメラを設置したい人への要求にも応える、上級者向けのプロバイダサービス」(ライブドア)となっている。

さらに、ライブドアは世界最大のWi-Fiコミュニティ「FON」を展開するフォン・ジャパンと業務提携。「livedoor プロバイダ」はFONの公式サポートプロバイダとなるため、「FONを安心して使うことが可能」(同社)という。

同社では、サービス開始を記念し、3月31日までに申し込んだ人の月額利用料1,575円を3カ月間無料とするキャンペーンを行う。

「livedoor プロバイダ」のサービス内容は以下の通り。

月額利用料 1,500円(税込1,575円)
※2009年3月31日までに申し込んだ場合は3カ月間月額利用料無料
サポート メールサポート
※電話でのサポート窓口はなし
IPアドレス 動的グローバルIPアドレス(DHCP)、固定グローバルIPアドレス1
メールアドレス なし
その他 申込み前にlivedoor IDとlivedoor ウォレットの取得(登録無料)が必要