位置情報取得マル秘テクニック、Yahoo!マチモバ

モバイルデバイスとWebサービスにおいて位置情報の取得と活用はもっともホットなトピックのひとつだ。携帯やスマートフォンなどのデバイスでは位置情報を活用することでより魅力的なサービスを提供できる。策定段階だがアクセス仕様にはW3C: Geolocation API Specificationがあるほか、位置情報を活用するためのプロダクトにはMozillaのGeodeやGoogleのGearsなどがある。

PCと異なり、複数のデバイスが存在するモバイルのWebプログラミングは煩雑だ。これに位置情報の活用が加わってくると、対応すべきメトリックスが増えて状況はより困難になる。そこで携帯電話と位置情報 : 現在地の測位 (1)に注目したい。Yahoo! JAPAN Tech Blogシリーズのひとつで、Yahoo!マチモバを例に上げ携帯電話における位置情報の話題が紹介されている。

携帯電話と位置情報 : 現在地の測位 (1)ではまず携帯電話をキャリアと端末の世代、GPSの対応状況から大きく分類。すべてに対応するのではなく、サービス要求に応じて対応すべき対象を絞りこむことで簡略化が可能であること、URL長さやクエリパラメータを使わないといった実装上の注意があることを紹介している。