日本ユニシスは26日、米Unisysの次世代サーバー・アーキテクチャーを採用したエンタープライズサーバ中小型機「CS4080Dシリーズ」の販売を開始した。最小構成価格は、月額415万円から(ハードウェア、ソフトウェア、保守料金含む。税別)。

CS4080Dシリーズは、エンタープライズサーバ小型機「CS320Dシリーズ」と同中型機「CS340Dシリーズ」の後継となるモデルで、OS2200シリーズとしては初めてインテルプロセッサーを採用するとともに、再コンパイルすることなく既存OS2200アプリケーションの稼働を実現したもの。インテルプロセッサーの専用ファームウェア上で従来のCMOS機と完全互換のOS2200 IPを実現したことにくわえ、OS2200単体IP性能についてもCMOS機のエントリモデル「CS320Dシリーズ」と同等性能を達成したのが特徴だ。

また、性能面では最小30IPCから最大600IPCまで20倍の拡張性を持ち、IP性能増強単位は10/20IPCときめ細かい単位で設定できるため、従来のCMOS機と同じキャパシティオンデマンド機能との組合せにより業務ピーク時、あるいは別システムの障害バックアップ用としてシステムを停止せずに増強可能で、高い信頼性と柔軟なシステム構成を両立している。