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NetcraftのWebサーバ調査結果に変化が現れた。ここ1年、Webサーバシェアも増加傾向もほとんど変化が見られなかったが、2009年2月の調査結果February 2009 Web Server Surveyに大きな変化が現れている。先月と比較していきなり3,000万サイト以上、割合にして16%以上もサイト数が増加した。掲載されているグラフを見るとその急増ぶりがよくわかる。
しかもこの大幅増加のほとんどはQZHTTPサーバによってもたらされたものだという。QZHTTPサーバはQQ.comによって使われている中国のサイト。QQは中国国内ではIMクライアントとして知られているが、この1カ月で世界最大のブログサイトプロバイダに成長したことになる。巨大ブログサイトはほかにWindows Live Space、Blogger、MySpaceがあるが、それらをすでに抜いている。
ApacheもMicrosoftもシェアを伸ばしているが、QQの増加幅が大きいためシェア割合としては低下した形となった。一気に登場したQQのシェアはすでにGoogleとnginxを抜いて9%強で第3位につけている。QQのシェアの影で薄くなってしまったが、今回の調査でApacheのサイトが104,796,820と、はじめて1億サイトを超えている。