NTTコミュニケーションズは、持ち出しPC向けソリューション「Drive Protector Advance」を2月20日に発売する。価格は27万円程度/台。

Drive Protector Advanceは、PCのハードディスクを独自のアルゴリズムで丸ごと乱数化し、PCと専用のUSBメモリーに保存することにより、どちらか一方が紛失したり盗まれたりした際の情報漏えいを防げるというもの。乱数化アルゴリズムは、シンプルな計算式を採用し、乱数化・復元の処理は従来の暗号化技術と比較して高速となっているほか、USBメモリーをPCに直接着脱するだけで、乱数化や復元を自動的に行える簡単操作が特徴となっている。また、サーバは不要で、必要なPC台数分のソリューションを購入するだけで、すぐに導入・利用が可能だ。

なお、ソリューションに含まれているのは、Drive Protector Advanceソフトウェアインストール済みのWindows XP Professional SP2搭載ノートパソコン、16GB容量のUSBメモリー「TB-BH2」、ネックストラップ、USB延長ケーブル、Drive Protector Advance保守サポート(3年パック)。

同社では、今後は利用可能なPCの機種、OSの拡大とともに、さらなるセキュリティ強化のためのICカードや指紋認証に順次対応していくとしている。