ロフトワークは、アートによる地域活性の先駆的なエリア「越後妻有」(新潟県十日町市)の名産品をより魅力的なものにするため「越後妻有の名産品リデザインプロジェクト」を開催。名産品17品目のデザインを、1万人が登録する同社のクリエイターポータル「ロフトワークドットコム」で公募中だ。公募期間は3月12日まで。選ばれたデザインは商品化され、7月から販売を開始する予定。

越後妻有は、「大地の芸術祭」開催をはじめアートの力による地域活性に取り組み、世代・地域・ジャンルを越えた協働をもたらしている地域。2008年からはNPO法人越後妻有里山協働機構がその活動をとりまとめ、多くのボランティアや若手クリエイターも巻き込みながら年々その活動を広げているという。同プロジェクトは、1万人のクリエイターと様々なコラボレーションやビジネスを生み出してきたロフトワークが越後妻有の活動に加わることで、ITを融合させた新たな地域活性のモデルケースとしての発展を目指すとしている。

デザインを公募している名産品。写真は、現在のデザイン

応募対象商品は、クッキー、カステラ、かりんとう等の「お菓子・食料品部門」、日本酒やどぶろくの「お酒部門」、そして「ふろしき、Tシャツ部門」の全17品目。応募資格は「ロフトワークドットコム」の登録クリエイターであれば、個人・法人・学生は問わないとのこと。これから登録を行って応募することも可能だ。