Micron Technologyの日本法人であるマイクロン ジャパンは、携帯電話やスマートフォン、MIDなどの性能向上とメモリの消費電力低減を実現する「mobile low-power DDR2(LPDDR2)」ポートフォリオを発表した。
同技術は台湾Nanya Technologyとの共同プログラムにより開発したもので、ラインナップとして512Mビットから4Gビットまでの各メモリが用意されている。
同メモリは、従来の1.8V動作のモバイルLPDDR1より低電圧な1.2Vで動作可能であり、デバイスのメモリ消費電力はLPDDR1比で50%低減することが可能である。また、データ転送速度は1066Mbpsを実現、携帯機器の機能強化で求められる帯域幅を提供することが可能となっている。
なお、すでに1Gビット品のサンプル出荷を開始しており、2009年下半期に量産を開始する計画としている。