日本テラデータは2月16日、データマイニングソフトの最新版「Teradata Warehouse Miner 5.2」日本語版を出荷開始すると発表した。同製品の販売対象は、大規模なデータをTeradata データベースで管理している金融、小売、製造、通信業界を中心とした企業で、価格は420万円(税別)から。
同製品は4つのモジュールによりすべてのデータマイニング処理をTeradataデータベース内部で実行する。「Teradata Profiler」モジュールでデータの基礎理解と品質把握を、「Teradata ADS Generator」モジュールで分析データセット構築を、「Teradata Warehouse Miner」モジュールでモデルの構築と評価を、「Teradata Model Manager」モジュールでスコア付与と業務適用を行う。
今回のバージョンアップではTeradata Model Manageが追加された。同モジュールでは、数式モデルを利用したスコア計算処理、スケジュールに基づくモデルに適用するデータの準備処理することができる。これにより、スコア計算を自動化しつつ、データウェアハウスへ継続的に反映される最新データを利用することが実現される。