ACCESSの子会社であるACCESS ChinaとNECエレクトロニクスは、中国国内市場における第3世代携帯電話(3G)の通信規格「CDMA2000 1x」に準拠したスマートフォンの試作機を共同開発したことを発表した。
今回開発された試作機は、ACCESS Chinaの「ACCESS Linux Platform mini」およびNECエレクトロニクスのアプリケーションプロセッサ「MP201」を組み合わせたもの。
試作機の特長としては、3Gのほか、2.5G/2.75Gなどの通信規格にも対応可能なフレキシブルな機器であるほか、タッチパネル操作で、インターネットへのアクセスが可能、開発ツールのすべてが準備されているため機器メーカーが短期間で作成可能なこと、などが挙げられる。
なお、両社は今後、NECエレクトロニクスのほかのアプリケーションプロセッサについても、共同開発を進め、中国市場に向けた最良のシステム構築を目指すとしている。