米Microsoftが2月中旬にスペインのバルセロナで発表を予定しているといわれる、新しいオンラインサービスの概要が明らかになりつつある。同件をスクープしたブログ系メディアのEngadgetの2月6日付けの記事によれば、SkyBoxの開発コード名で呼ばれていた新サービスの正式名称は「My Phone」となる見込みで、携帯電話とクラウド上の無料ストレージとの同期が実現できるという。
SkyBoxの存在については、以前にもNeowinのレポートによって明らかになっている。今回、Engadgetが新サービスのドメインとして「getskybox.com」を発見したことで、2月16-19日にかけてバルセロナで開催されるMobile World Congressに向けてMicrosoftが同サービスの準備を進めていることがわかった。同ドメインは原稿執筆時点(2月7日)でアクセス不可能となっているが、EngadgetのレポートによればWindows Mobile 6以上の携帯端末を使うことで、コンタクトリスト、予定、タスク、写真、ビデオ、音楽、テキストメッセージ、各種文書といった情報をクラウド上のストレージに待避、あるいは同期させることが可能になるサービスだという。ストレージの容量は200MBで、同サービスは無料での提供が予定されている。あと2週間、新サービスの正式発表が待ち遠しいところだ。