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NCZOnlineにおいてNicholas C. Zakas氏が興味深い記事を掲載している。全4回に渡ってJavaScriptコードを高速化するためのテクニックを説明するというものだ。JavaScriptデベロッパは記事を一度チェックしておきたい。公開されている記事は次の通り。
- Speed up your JavaScript, Part 1
- Speed up your JavaScript, Part 2
- Speed up your JavaScript, Part 3
- Speed up your JavaScript, Part 4
Part 1では多くの処理を実施しているループに関するテクニックについて、Part 2では多くの処理を実施している関数に関するテクニックが、Part 3では深く実行される再帰処理に関するテクニックが、Part 4では頻繁に行われるDOMの操作に関するテクニックがまとめられている。
長い時間実行されるループ、長い時間実行される関数、深い再帰処理、大量のDOM操作の4つはWebブラウザがJavaScriptを停止するケースの原因になることが多いという。Webブラウザは長く実行されているJavaScriptや多くの命令が処理されているJavaScriptがある場合、その動作を停止しようとする。JavaScriptでWebアプリケーションを開発する場合、Webブラウザに停止対象と判断されることは何としても避けたい。Nicholas C. Zakas氏が紹介しているテクニックは短いサンプルコードと端的な解説でわかりやすい。
Speed up your JavaScriptシリーズを公開したNicholas C. Zakas氏は"Professional JavaScript for Web Developers"、"Professional Ajax"などの書籍の著者。JavaScriptやAjaxアプリケーションに造詣が深い人物。