Net Applicationsは2009年1月のWebブラウザのシェアを発表した。報告によればこれまでのシェア推移傾向が1月も継続したことになる。IEがシェアを落とし、逆にFirefox、Safari、Chromeがシェアを伸ばした。Operaは若干減ったがほとんど上下していない。
- 67.55% - IE ↓(IE7 47.32%↑ IE6 19.21%↓ IE8 0.92%↑)
- 21.53% - Firefox↑(Firefox3 18.30%↑ Firefox2 2.84%↓)
- 8.29% - Safari↑
- 1.12% - Chrome↑
- 0.70% - Opera↓
主要なバージョン別のWebブラウザシェアは上位から次のようになっている。
- IE7 (47.32%)
- IE6 (19.21%)
- Firefox3.0 (18.30%)
- Safari3.2 (4.16%)
- Safari3.1 (2.89%)
- Firefox2.0 (2.84%)
- Chrome1.0 (1.08%)
- IE8 (0.92%)
- Opera9.x (0.67%)
上位2つのWebブラウザは相変わらずIE7とIE6だ。シェアを落とし続けているIE6だが、依然として第2位のシェアを確保し続けている。しかしこのままの傾向が続けばIE6とFirefox 3のシェアが逆転するのはそう遠い先の話ではなさそうだ。IE6のシェアは20%を切って10%の台へ入っており、Firefox全体のシェアと比較するとすでにそれを下回っている。Safariはシェア順調に増加し、8%の台へ入った。正式リリースへ向けたRCが公開されたIE8も、正式版が登場してからまだ日が浅いGoogle ChromeもすでにOperaのシェアを越えている。
2009年はIE8の正式リリース、Firefox 3.1のリリース、Opera 10のリリース、Safari 4.0のリリースが予定されており、Webブラウザのシェアに影響を与えると見られる。IE6のシェアが止まる理由は特に見当たらないため、今後もシェアを減らし続けるのではないかとみられる。