三菱電機は27日、仮想化技術を採用したプラットフォーム統合ソリューション「VMINTEGRA」を発表した。システム価格は96万6,000円から(ハードウェア含まず)、年間保守サービス料は25万2,000円から、オプションのサポートサービスは個別見積。受注は1月30日から開始される。

VMINTEGRAは、中堅・中小企業で多く採用されている販売管理や生産管理、会計、給与計算といった業務パッケージ製品と複数のサーバで構成される業務システムを、仮想化ソフトウェア「VMware Infrastructure 3」を利用して一元的に運用管理できるソリューション。最適な環境を簡単に設定できる「VM導入テンプレート」が搭載されているほか、オプションとして、システムの遠隔監視サービスやリモートバックアップサービス、環境対策に必要な省エネ/グリーンIT診断サービスなどをワンストップで提供するサポートサービスが用意されている。さらに、PCサーバ3台を1台に統合することで、スペースを約11平方メートルから約4平方メートルに削減できることにくわえ、消費電力は半分以下、年間約4.6トンのCO2排出量を削減できると同社では試算している。

同社では、年間500システムの販売目標を掲げている。