ベリングポイントと日本オラクルは27日、製品の設計・開発業務管理の分野で協業を強化すると発表した。

今回の協業強化により、両社は日本オラクルの製品ライフサイクル管理ツール「Oracle Agile Product Lifecycle Management」を活用した、サプライチェーンマネジメント(SCM)と製品ライフサイクル管理(PLM)の連携基盤の構築を行うこととなる。

具体的には、ベリングポイントの設計・開発業務成熟度診断ツール「PLMクイックスキャン」をOracle Agile Product Lifecycle Managementと組み合わせることで、業務プロセスの成熟度レベルをレーダーチャートなどでわかりやすく可視化し、取り組むべき問題点の課題一覧として抽出できる。さらに、この成熟度レベルに合わせて、Oracle Agile Product Lifecycle Managementの導入で期待できる効果や業務改革のロードマップを作成し、短期間での業務の再構築が可能となった。

ベリングポイントは、SCM/PLMを専門とする約250人のコンサルタントが中心となって、日本オラクルの製造業向け営業部門とともに共同での営業活動、マーケティング活動、導入支援などを行う。