さくらインターネットは26日、同社の共有ホスティングサービスにおいて、シグネチャ型Webアプリケーションファイアウォールと共有SSLを、最廉価プラン以外のすべてに標準装備すると発表した。実施日は2月5日となる。また、月額2,500円の法人向けの新プラン「ビジネス」の提供も、同日開始する。

同社では従来、個人向け共有ホスティングサービス「さくらのレンタルサーバ」と、法人向け同サービス「さくらのレンタルサーバ・ビジネス」を展開。後者においては、「プロ」という最上位プランを展開してきた。

今回、上記2つのサービスを合わせ、新たに「さくらのレンタルサーバ」として統合することにした。

今回の強化では、「ホスティングサービスでは国内初」(さくらインターネット)となる、シグネチャ型Webアプリケーションファイアウォール(WAF)と共有SSLを、最廉価プラン以外のすべてに2月5日から標準装備。データベースも最新のMySQL5に対応する。

また、法人向けとして最上位プランだった「プロ」よりも低価格の月額2,500円の新プラン「ビジネス」の提供も2月5日から開始。

「サイトの規模に応じたさまざまな用途に応えられるラインナップとなった」(さくらインターネット)としている。

2月5日からの「さくらのレンタルサーバ」各プラン概要は以下の通り。

プラン名 月額料金 WAF 共有SSL MySQL5
ライト 125円(※)
スタンダード 500円 1個
プレミアム 1,500円 1個
ビジネス 2,500円 2個
ビジネスプロ 4,500円 3個

※ 月額に換算した料金で、支払い方法は年間一括料金のみとなっている。