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Smashing MagazineにおいてWeb Design Trends For 2009およびその続編となるMore Web Design Trends For 2009が公開された。最近実施したデザイン調査の結果をまとめ、2009年に流行するであろう31のWebデザイントレンドを報告する内容になっている。前編で10のトレンド、後編で21のトレンドが紹介されている。
説明込みで紹介されている主なトレンドは次のとおり。
- 浮き彫り文字
- 大きなフォント
- 大きなグラフィック
- Webデザインに適合するフォント
- 動画などブロードバンドを活用するメディア
- ページの左上に重要な情報を配置
- リッチユーザインタフェース
- モーダルボックス (ダイアログウィンドウ)
- 雑誌風レイアウト
- 回転式レイアウト(スライドショーレイアウト)
- 独創的なレイアウト
- ワンページレイアウト
- マルチカラムレイアウト
- ソーシャルデザイン
- スピーキングナビゲーション
- ダイナミックタブ
- ホワイトスペースの拡大
- 透過PNGの普及
調査するまで予想していなかった傾向として、凸版印刷したかのように見える「浮き彫り文字」の採用が進むのではないかと報告がある。浮き彫り文字の採用が進むとみる理由としては、これまで浮き彫り文字がWebデザインで採用されることがあまりなかったという背景があるのではないかとされている。取り上げられている内容をさらに要約すると次のとおり。
- 重要な情報を明確に示すためによい大きなフォントや大きなグラフィック、空白の活用が進む
- AjaxやFlashを活用したリッチユーザインタフェースの普及
- 回転式レイアウト、ワンページレイアウト、マルチカラムレイアウト、雑誌風レイアウト、モーダルボックスなど新しいレイアウトのさらなる普及
サンプルとして取り上げられているWebデザインは英語を基調としており、いくつかの内容なこれまでSmashing Magazineで取り上げられた内容にそっている。日本のWebデザインに同じトレンドが表れるかどうかといった説明はない。