PCAは23日、同社の中堅・中小企業向け基幹業務ソフト「PCA会計シリーズ」のSaaS型サービス「PCA for SaaS」の新しい料金体系として、初期費用0円でサービスの利用が可能な「イニシャル"0"プラン」を発表した。提供開始は2月2日。

新プランではサービス利用時に必要な初期費用を無料とし、利用するソフトウェアのライセンスとユーザー数に応じたサーバの月額使用料を課金する方式を採用。初期費用が無料のためシステム導入を断念せざるを得ない状況の緩和が可能になり、手軽に基幹業務システムを導入できるという。

また、自社内でのサーバ導入や運用管理が不要となり、中小企業でも複数台のクライアントPCを使用した業務処理環境を低コストで実現できるとしている。

新プランに関してリコーが歓迎のコメントを発表、PCAとのパートナーシップの下で同サービスのユーザー企業への導入を積極的に提案していくという。

月額利用料金は、クライアントソフトウェアライセンスが2ライセンスで3,675円(税込)から、サーバライセンスが2ユーザー限定/1GB(2ユーザーライセンス付)の1万9,950円(税込)からとなっている。