日本IBMは1月22日、x86サーバーでのオープンソース・ソフトウェア(以下、OSS)活用を支援する専任部隊を新設するとともに、同サーバの価格改定を実施することを発表した。
新設部隊では、IBM System x/IBM BladeCenterにおけるLinuxおよび各種OSSの活用をサポートする。同社では昨年から、両サーバと各種商用ソフトウェアとの組み合わせを検証しており、信頼性の高いものを「IBM太鼓判構成」というかたちで公表している。今回の発表は、その対象をOSS分野にまで広げたかたちで、OSSの活用によりライセンス料を削減し、顧客企業のITコスト抑制に貢献しようというねらいがある。
また、日本IBMでは、上記に加えて、IBM System x/IBM BladeCenter、およびそのオプション製品に対する値下げも実施する。IBM System xではタワー型サーバーで最大22%減、ラック型サーバーで最大28%減、IBM BladeCenterではLS42モデルが最大32%減になる。オプション製品の中には、84%減のものもあるという。詳細はこちら(価格改定表1、価格改定表2)で確認してほしい。