フラッシュバックは21日、英CoreMeltの「Final Cut」や、「After Effects」用のプラグイン「ImageFlow Fx」、「Motion Pack」、「Editing Pack」の3製品を発売した。取り扱いは同社の通信販売サイト「フラッシュバックストア」などにて行われ、ダウンロード販売のみ。価格はすべて1万1,760円。
ImageFlow Fx
ImageFlow Fxは、3Dスライドショーや、バックグラウンドアニメーションを実現する、イメージモンタージュ効果集。スライドショーを作成する際は、100以上のプリセットの中から、適用したいアニメーションを選択し、イメージの入ったフォルダを選ぶだけとなっている。収録エフェクトは、イメージを回転、らせん状に動かす「Carousel」、一定のランダムな動きにより、イメージをフェードアウトさせ、次のイメージに変える「Continuous Random Pan」、ソフトグロー(輝き)効果でイメージを変える「Light Wipe」など、全18種類。イメージ画像は、JPEG / PNG / TIFFフォーマットに対応する。汎用性の高い3Dのスライドショーを簡単に作成できるほか、イメージ用のフレーム、額のパターンを完備し、スライドショーと組み合わせることが可能だ。
また同製品は、18種類のうち3種類の効果を無償で配布しており、使用期限がなく、著作権保護の目的で表示される透かし(ウォーターマーク)なしの効果を利用することができる。
対応アプリケーションは、Final Cut Studio 2、Final Cut Pro 6.0.2以降、Motion 3.0.2以降、Final Cut Express 4.0、After Effects CS3 / CS4。対応OSは、Mac OS X 10.5.2以降。
Motion Pack
Motion Pack は、「ブラー」、「ディストート」、「グロー」など、モーションエフェクトに特化した40種類のプラグイン集。収録エフェクトは、汎用性の高いスタンダードな効果に加え、テキストを3D空間でリピートさせ、カメラが完成イメージに飛び込んでいくような「3D Text Grid」、画面をフラッシュで白くする「Blowout」、イメージを3D空間でリピートさせる「3D RandomSpacing」、1980年代のビデオシンセサイザーで作成したようなビデオフィードバック効果「80s Music Video」、最大8つのイメージを、無数の段列のタイルに配置する「PanelVision」など CoreMeltオリジナルスタイルを搭載する。対応アプリケーションは、Final Cut Studio 2, Final Cut Pro 6.0.2以降、 Motion 3.0.2以降、Final Cut Studio (Universal) 、Final Cut Pro 5.1.2~5.1.4, Motion 2.1.2、After Effects CS3 / CS4。対応 OSは、Mac OS X 10.5.2以降。
Editing Pack
Editing Packは、カラーコレクションやトランジションエフェクトに特化したプラグイン集。収録エフェクトは、波紋の泡の効果と共に次のクリップへフェードインする「Bubbles Dissolve」や、元のイメージが数回転し次のイメージに変わる「Spinner」、元のイメージが四角に壊れていき画面から飛んでくる「Explode Away」、次のイメージを水平版状に表示し元のイメージの上に開いていく「Zipper」、ディスコミラーとキラキラした粒子の効果を使用した60年代に流行したトランジション「PsychoMod」など全40種類。対応アプリケーションは、Final Cut Studio 2, Final Cut Pro 6.0.2以降、 Motion 3.0.2以降、Final Cut Studio (Universal) 、Final Cut Pro 5.1.2~5.1.4, Motion 2.1.2、After Effects CS3 / CS4。対応 OSは、Mac OS X 10.5.2以降。
なお、この3製品を使用する場合は、ホストプラグインであるNoise Industries FxFactoryが必要。インタフェースは英語版となっており、日本語マニュアルは同梱されていない。