キヤノンソフトウェアは1月21日、ワークフローシステム構築ソフトの新版「Web Plant 1.2.0」をリリースしたと発表した。

Web Plantは、フォーム開発、プロセス設計などの作業をグラフィカルな画面で行えるワークフロー製品。コンポーネントのドラッグ&ドロップにより、画面や帳票、プロセスを定義できるため、専門知識のないユーザーでも開発/改修作業を進められる。また、システム管理・開発環境の分権化が行われているほか、組織情報・フォーム設計情報のバージョン管理や新旧並行運用も可能といった特徴も備える。

新版では、他システムとの連携機能を大幅に強化。XMLデータのインポート機能を搭載し、各種起案/申請データに他システムの情報を自動的に反映させることが可能になったほか、申請ボタンを押下した際などに入力データと外部のマスタを突き合わせて不備を即時に検出する、といった処理も容易に実現できるようになった。さらには、クライアントPC上での外部DLL呼び出しなどにも新たに対応している。

動作環境は以下のとおり。

サーバOS Windows Server 2003、Windows Server 2003 x64 Edition
Webサーバ Apache 2.2.3、2.2.8、2.2.9
アプリケーションサーバ Tomcat 5.5.20、5.5.25、5.5.26
DBサーバ Oracle Database 10g、11g 、SQL Server 2005
Java関連 JDK 1.5.0_12、1.5.0_14、1.5.0_16
開発用、実行用クライアントOS Windows 2000、Windows XP、Windows Vista
開発用、実行用クライアントブラウザ Internet Explorer 6.0、7.0
開発用、実行用クライアント環境 .NET Framework 2.0、3.0

価格は、小規模ユーザー/部門利用向けの「スタンダードエディション」が200万円(税別。100ユーザー)~。登録ユーザー数無制限の「エンタープライズエディション」が550万円(税別)~。販売は本日より開始される。