ウティマコ セーフウェアは1月20日、統合型セキュリティ製品スウィートの最新版「SafeGuard Enterprise 5.35」を2月2日より出荷開始すると発表した。

SafeGuard Enterpriseは、企業の情報セキュリティ強化を実現するコンポーネント群。各種モジュールや機能を集中管理する「SafeGuard Management Center」、PCやリムーバブルメディアに格納されているデータを暗号化する「同 Device Encryption」、外部とのセキュアなデータ交換を実現する「同 Data Exchange」、エンドポイントのポート/デバイスを制御して未承認のデバイスを使用禁止にする「同 Configuration Protection」などから成る。

新版の最大の特徴は、Lenovoとの提携により指紋認証ログオンに対応した点。UPEK(指紋センサーとコンパニオン・チップ)またはAuthentecの指紋センサーを搭載したLenovo製ノートPCであれば、暗号化されたハードディスクをOS起動前の指紋認証にて復号化することが可能になるという。

それ以外の主な拡張点は次のとおり。

  • MicrosoftのSCOM 2007向けアドオンの提供
  • クライアントのステータス情報をサードパーティ製の管理コンソールに提供するオプションの拡張
  • スマートカードとカードリーダのサポートを拡大
  • ハードウェアとオペレーティングシステムの互換性を改善

提供価格(50ライセンス購入時の単価)は以下のとおり。

モジュール名 価格(税別)
SafeGuard Management Center 3,200円
SafeGuard Device Encryption 1万7,300円
SafeGuard Data Exchange 3,800円
SafeGuard Configuration Protection 2,800円