AHSは16日、米Reallusionの写真やイラストを簡単にしゃべらせることができるソフト「CrazyTalk 5」を発売すると発表した。発売日は2月6日。選択方式で表情を容易に設定することができる「CrazyTalk 5」。顔の各筋肉を指定するなどさらに細かい設定ができ、より繊細な表情の作成やHDでの出力をすることができる「CrazyTalk 5 PRO」。以上の2製品が用意される。価格は、CrazyTalk 5が7,980円。CrazyTalk 5 ダウンロード版が5,980円。CrazyTalk 5 PROは14,800円、CrazyTalk 5 PRO ダウンロード版は9,800円となっている。
「CrazyTalk」シリーズは、最新鋭の「フェイス・パペット・テクノロジー」により写真やイラストなどの静止画を動かすことができるソフト。CrazyTalk 5では、写真やイラストをインポートし、キャラクターを作成することができる。またアニメーション作成時に、イラストや写真の目や歯、口、唇を好みのものに変更することが可能だ。さらに、選択のみでキャラクターの全体的な表情を簡単に設定できる多くのエモーションを用意。そのほかタイムラインによるモーション編集や、作成したキャラクターにしゃべらせる音声をマイクから録音して簡単に当て込むことも可能となっている。
CrazyTalk 5では、好きなタイミングでモーションクリップによる表情変更を加え、時間経過による表情の変化をつけることが可能だ |
CrazyTalk 5 PROでは表情編集のパネルから動かしたいパーツを選択し、自由に表情変更させることができる |
CrazyTalk 5 PROでは、高度なアニメーション編集や、顔の各筋肉を指定しての表情編集が可能。また音声インポートによる自動おしゃべりモーション作成機能、テキスト吹き出し/デコレーション機能が搭載されている。出力については、編集したアニメーションを720p(1,280x720)/1080p(1,920x1,080)で出力可能。両製品の対応OSは、Windows Vista/XP。