NTTデータ、サン・マイクロシステムズ、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、およびミラクル・リナックスの4社は14日、オープンソースの統合監視ツールの共同普及促進について合意し、OSS統合監視ツール推進協議会を設立した。

同協議会は、主に既存の商用製品を利用している企業に対し、システム統合監視の機能についてはオープンソースの統合監視ツールでも既存の商用製品に匹敵する十分な機能をもつことを広く認識してもらい、低価格で高品質の情報システム運用を求めるニーズに応えることを目的とするもの。

今後の具体的な活動内容としては、2月26日に東京で開催されるOSS統合監視ツール推進協議会主催のセミナー「オープンソースによる統合運用監視の勧め」において、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、ミラクル・リナックス、およびNTTデータのソリューションを紹介するほか、サン・マイクロシステムズはMySQL Enterpriseにこれら3社のソリューションを組み合わせることで、MySQLで構築されたデータベースを含めた統合監視の実現を紹介する。また、同協議会は、今回の取り組みに賛同する企業があれば、協業範囲を拡大することも明言している。