NTTデータやNECなどが設立した研究機関のハイパーネットワーク社会研究所は13日、子どものネット・ケータイ利用を考えるワークショップを、2月19日~20日の2日間、大分県別府市で開催すると発表した。「今、ネット社会で起きている問題」と題するセッションでは、ITジャーナリストの佐々木俊尚氏や、ヤフーの別所直哉氏らが発表を行う。
ハイパーネットワーク社会研究所は1993年に設立。衛星ブロードバンド普及のためのシンポジウム開催や、ITに関する研究活動やワークショップを行っている。
今回開かれるワークショップは、「今問われる情報モラルとガバナンス」と題し、2月19日~20日に、大分県別府市の杉乃井ホテルで開催。
子どものネット・ケータイ利用に関わる問題や、ネット上の誹謗中傷問題などに、地域でどう取り組んでいくかなどをテーマに、発表や討論が行われる。
ワークショップ初日の2月19日には、「今、ネット社会で起きている問題」と題し、前半と後半に分けてセッションを行う。
「ストリートビューとプライバシーからLIFElogの問題まで - 今、ネットの世界で何が起きているか(仮)」と題し佐々木俊尚氏が、「事業者側の取り組みの現状と限界-できること、できないこと(仮)」と題しヤフーの別所直哉氏が発表を行うなど、計9つの発表とそれに基づいた討論が行われる。
セッションの後も、19日午後9時から「夜なべ自由討論」を行うほか、二日目の20日にも「信頼のネット社会実現のために~地域からアクションプランを考える」と題したセッションが行われる。
参加費は、一般が25,000円(会議費:10,000円(資料代含む)、宿泊費:15,000円(1泊、夕食交流会、夜食・夜なべ、朝食含む))、学生は12,500円(当日受付で学生証の提示が必要)となっている。
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