野村総合研究所は13日、同社グループのシステム基盤ソリューション「GranArch」における「システム開発基盤ソリューション」の中核製品として、SIフレームワーク「ObjectWorks+ R1.0」を発売した。
ObjectWorks+は、業務視点からの企業情報システムの構築から運用までをトータルにサポートし、ビジネスの安定性と継続性を提供するSIフレームワーク。開発基盤と実行基盤から構成され、Java Platform EnterpriseEdition(Java EE) 5.0や標準仕様のオープンソースソフトウェアを積極的に採用しているのが特徴だ。
ObjectWorks+ R1.0では、開発基盤の設計パターンや業務アプリケーション部品を拡充することで、開発部分の極小化を図るとともに、Ajax連携機能を強化してリッチなインタフェースを簡単に作成できるようになった。また、開発システムをより快適に実行できるよう、システム運用の各種サポート機能群の追加や、データベース処理性能の改善、ワークフロー機能の増強による既存各種業務システムとの連携を容易にしている。