情報処理推進機構(IPA)は9日、セキュリティに関するRSS情報をまとめて提供する「セキュリティ情報 RSSポータルサイト」を、IPAのWebサイト上で公開したと発表した。信頼度の高いサイトを対象にセキュリティに関するRSS情報を収集。個別キーワード検索やカテゴリ別情報提供、注目度の高いキーワードに関する時系列での情報提供も行っている。
「セキュリティ情報 RSSポータルサイト」は、IPAで事前に審査・検討した信頼度の高いサイトを対象に、セキュリティに関するRSS情報を収集して提供。
新着情報のほか、政府、自治体などで広く使われている情報セキュリティ機能要件を参考にしたセキュリティ用語分類に従い、カテゴリ別の情報提供も行っている。
例えば、「主体認証」「権限管理」「アクセス監視・制御」「証跡管理」「暗号化・電子署名」「不正プログラム対策」などのカテゴリがあり、こうした分類に応じた情報収集ができる。
さらに、サイト右上に表示されている「ホットキーワード」をクリックすれば、注目度、話題性の高いキーワードに関する情報を時系列的に表示。「例えば、特定のウイルスに関する時期的な注目状況などの傾向を知ることが可能」(IPA)となっている。
IPAでは、「今後、さらに多くのウェブサイトを登録することにより、利用者により幅広く有益な情報を提供できるよう、整備を行っていく」としている。