はてなが任天堂と共同で展開する、ニンテンドーDSi(NDSi)向け"パラパラ漫画投稿"サービス「うごメモはてな」が大きな盛り上がりを見せているようだ。はてなの発表によると、1月8日の時点で作品投稿数は10万件を突破。サービスインから16日目での投稿数10万の大台突破は、同社提供サービスでも初という。NDSiユーザーの高い参加率が、サービス躍進の要因となっている。
パラパラ漫画を作って投稿――そんなUGC(User Generated Contents)サービスを手軽に楽しめるのが、DSiウェア(NDSi向けソフト)「うごくメモ帳」だ。手軽にパラパラ漫画を作成できるほか、他のユーザーに作品を見てもらうための投稿機能を利用できるようになっている。投稿作品は、NDSi上では「うごメモシアター」、PC・携帯電話からの場合は「うごメモはてな」から閲覧することができる。はてなによると、その投稿数が10万件を突破。「うごメモシアター」のユーザーは、1日で一人あたり平均約100作品を閲覧し、約180個の☆(評価)をつけるほか、利用者の約4割が作品も投稿。低年齢層も含めたNDSiユーザーの積極的な参加がサービス好調のポイントのようだ。
「うごくメモ帳」は2008年12月24日に公開され、携帯ゲーム機によるUGCを実現するサービスとして注目を集めていた。投稿数は予想以上の伸びを見せており、はてな側では、新着コーナーでのおすすめ作品の表示やランキングの算出にダウンロード数を加えるといった閲覧性の改善などに追われている。