レッドハットは18日、Red Hat Enterprise Linuxのシステム管理・運用ツール「Red Hat Network Satellite」のエントリー製品として、50台までの管理に限定した「Red Hat Network Satellite Starter Pack」の提供を開始した。年間サブスクリプション価格は1サーバあたり65万円(税別)。
「Red Hat Network Satellite」は、Red Hat Enterprise Linuxシステムの安定稼動に必須となるエラータ(修正プログラム/パッチ)の一括導入を効率化するシステム管理・運用ツール。Red Hat Network Satelliteのサーバを社内に設置することで、レッドハットのオンラインサポートネットワーク「Red Hat Network」と同等のサポート環境を、より高速でセキュアな自社ネットワークで利用できるようになる。
Red Hat Network Satellite Starter Packでは、50台までのサーバ管理に限定することで年間65万円(管理対象の機器ごとに別途年間1万2,000円のManagementモジュールが必要、いずれも税別)でRed Hat Network Satelliteが利用できるほか、別途有償のMonitoringモジュールやProvisioningモジュールを追加することで(いずれも1万2,000円、税別)、システム監視機能やシステムの一括導入を自動化・効率化する機能も利用できる。
なお、2009年6月30日までの期間限定で、通常は40万円で提供しているトレーニングコースが15%引きとなる34万円で提供される(いずれも税別)。