サン・マイクロシステムズは12月18日、オープンソースのWebアプリケーション・サーバ「Sun GlassFish Enterprise Server」の導入促進を目的として、関連コンポーネントとサポートサービスをセットにした新ライセンスモデル「Sun GlassFish Enterprise Platform」の提供を開始した。なお、利用サーバ数に制限がない年間サブスクリプション型サポートサービスも用意されている。
Sun GlassFish Enterprise Platformは、1サーバあたりの年間サブスクリプションで、同梱されるコンポーネントやサービスレベルによって「Basic」、「Silver」、および「Gold」の3種類が用意されている。価格はそれぞれ13万9,061円、41万7,461円、および55万6,661円(いずれも税別)。
また、モジュール化されたOSGiアーキテクチャに基づく軽量Webアプリケーション・サーバ「Sun GlassFish Enterprise Server version 3 Prelude」のマルチリンガル版の提供、ならびにサブスクリプション型サポートサービスも同時に開始された。Sun GlassFish Enterprise Server version 3 Preludeでは、まもなくリリースされる予定の「Java Platform Enterprise Edition 6」に組み込まれる「EJB 3.1 Lite」や「JavaServer Faces 2.0」といった新機能のプレビュー版が含まれているほか、RESTful Webサービスの構築に向けてJAX-RS 1.0をフルサポートが行われている。