GIMP - The GNU Image Manipulation Program

Webデザイナはもちろんだが、小規模なチームでのWebアプリケーション開発ということになるとWebデベロッパが画像の編集を実施する必要があるケースもある。画像編集アプリケーションはいくつもあるが、OSSとして提供されているもので最大シェアを誇るもののひとつがGIMPだ。多くのプラットフォームで動作し、オンラインでさまざまな情報を入手できる。

OStatic, 6 Ways to Get Much More Out of GIMPにおいてSam Dean氏がGIMPの活用をさらに高めるための6つの方法を紹介している。画像処理をGIMPを活用している場合にはチェックしておきたい内容だ。Sam Dean氏によって紹介されている内容を簡単にまとめると次のとおり。

  • GIMPshop - GIMPのUIをPhotoshopに近づけたアプリケーション。PhotoshopのUIやテクニックになれている場合に採用されることが多いバージョン
  • Grokking the GIMP - Carey Bunks氏によるGIMP書籍のオンライン版。フリーに活用できる。対象となっているバージョンは古いが、多くのテクニックは現在のGIMPでも活用できる
  • GIMP Plugin Registry - GIMPの機能を拡張するプラグインサイト
  • GIMP - Tutorial - GIMPチュートリアル
  • Gimp-tutorials.net - GIMPチュートリアル
  • GIMP Documentation - GIMPドキュメンテーション

YSlowの開発者であるStoyan Stefanov氏は画像最適化連載のなかで、多くの場合でPNG8が最善の選択肢だが、編集途中のフォーマットとしてはPNG24やPNG32も優れた選択肢であるとしている。WebアプリケーションやWebサイト開発と画像は切っても切れない関係だ。プログラミングに限らず画像処理もある程度知っておくことは時間の無駄ではないだろう。