ポニーキャニオンは「virtual drug」シリーズで、フルCG作品「ALTOVISION」を12月17日にリリースする。この作品では、アーティストとして多方面で活躍するタナカカツキ氏の映像美学を体験できる。この作品には、ハイビジョンで制作された3分間のオリジナル映像作品が15本収録されている。
タナカカツキ氏は、1985年に小学館の週刊ビックコミックスピリッツで新人漫画賞を受賞してマンガ家デビュー、「バカドリル」や「オッス!トン子ちゃん」などの作品を世に送り出す一方で、映像作家としても数々の作品を発表。アニメーション制作の他、CM、ビデオクリップ、TV番組のオープニングやジングル、スポット映像などの制作を多数行っている。「ALTOVISION」は、1995年に制作したフルCGアニメ「カエルマン」から同氏が挑戦し続けて来た映像表現の極地へとたどりついたエポック的な作品、としている。
音楽は4.0chサラウンドで、プロデューサーや作曲家などの幅広い活躍で知られる戸田誠司氏が担当。ちなみに「ALTO」とはイタリア語でHIGHを意味し、「ALTOVISION」は鳥瞰を意味するとのこと。
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