日本ヒューレット・パッカードは15日、HP RCS(Remote Client Solution)対応のブレード型ワークステーション「HP ProLiant xw2x220c Blade Workstation」を発表した。価格は45万7,800円から。販売は2009年1月19日より開始される。
HP ProLiant xw2x220c Blade Workstationは、それぞれに最大2基のプロセッサーとグラフィックスカード、HDD、メモリなどを搭載可能な2枚の基板を内蔵することで、1ブレードのスペースに2ユーザ分の機能を備えたブレード型ワークステーション。ハイエンドモデルに搭載されているHDDのRAID構成やホットプラグなどの機能を省略したほか、搭載可能なグラフィックスカードを限定し、価格を抑えたのが特徴だ。
CPUはクアッドコアIntel Xeon 5400シリーズ、またはデュアルコアIntel Xeon 5200シリーズのいずれか、グラフィックスカードは内蔵グラフィックス、またはNVIDIA Quadro FX 770Mが搭載できる。また、データを圧縮して転送することで、少ないネットワーク帯域でも3Dグラフィックスなどの大容量データの高速転送を可能にするソフトウェア「HP Remote Graphics ソフトウェア」に対応している。