Appceleratorは9日 (米国時間)、RubyベースのRIA開発環境「Appcelerator Titanium」のプレビュー版を公開した。動作環境はWindowsとMac OS X、ソースコードはApache License 2.0準拠のオープンソースソフトウェアとして公開される。
Appcelerator Titaniumは、HTML / CSSやJavaScriptなどのWeb標準技術でアプリケーションを作成する、Rubyベースの開発プラットフォーム。メニューやウィンドウの表示といったOS固有の機能のほか、ファイルの読み書きやSQLite 3データベースへの接続など、Webブラウザ以外のリソースにもアクセス可能な、オンライン / オフライン両用のアプリケーションを開発できる。WebKitやChromium、Gearsなどのオープンソースソフトウェアも、基盤技術として採用されている。
現時点では、実行環境としてWindowsとMac OS Xのみサポートされているが、2009年1月にはLinux版もリリースされる予定。