Photoshopプラグイン「Bokeh」パッケージ

ピーアンドエー・インターナショナルは、米Alien Skin Softwareが開発したデジタル写真用Photoshopプラグイン「Bokeh(ボケ)」を12月12日に発売する。同製品では、「Canon EF 85mm f/1.2L」などのレンズと同様に、フォーカスを操作することができるという。パッケージ製品はWin/Mac両OSのハイブリッド版、ダウンロード製品はWin版とMac版に分かれている。価格はパッケージ版が2万7,090円、ダウンロード版が2万5,200円。いずれも英語版での発売となる。

同製品は、撮影後の写真でもフォーカスや被写界深度を操作して、被写体を際立たせることができるプラグイン。被写界深度の変更から焦点の放射状の配置とぼかしの追加まで、さまざまな機能を搭載している。被写界深度の変更では、写真にアクセントを加えて、見る人の注意を任意の場所に集めるためのクリエイティブなコントロールを装備。ぼかす物体を選ぶことができるため、実際のレンズよりもはるかに優れた処理を実現するという。

また、「Canon EF 85mm f/1.2L」など各種レンズを正確にシミュレートすることで、リアルなぼかしや滑らかなハイライトを実現。さらにハイライトの形状は、星型からハート型までさまざまなものが用意されている。

対応OSは、Windows XP以降とMac OS X v10.4.11以降。対応アプリケーションは、Adobe Photoshop CS3以降、Adobe Photoshop Elements 4.01以降(Mac版)、Adobe Photoshop Elements 6以降(Win版)、Adobe Fireworks CS4、Corel Paint Shop Pro Photo X2。

処理前(左)と処理後(右)。背景を遠方にフェードするなど、ぼかす対象を選ぶことができる

処理前(左)と処理後(右)。星型からハート型まで、ハイライトの形状を操作することも可能