日立製作所は、PCサーバ「HA8000シリーズ」に、システム停止を未然に防止することができる内蔵ハードディスク予防保全機能を備えたモデルを新たに追加するなど、製品ラインアップを強化し、本日より販売すると発表した。

内蔵ハードディスク予防保全機能が搭載されるのは、大中規模システム向けラックサーバ「HA8000/RS440」とエントリーシステム向けタワーサーバ「HA8000/TS10」。これにより、ハードディスク障害の兆候を検出し、事前に回避することを可能になる。また、装置を稼働させたままRAIDコントローラのファームウェアを更新する機能も追加。これらは今後、「HA8000シリーズ」全ての機種に搭載していくという。

そのほか、「HA8000シリーズ」の Windows Server 2008 プレインストールモデルに、マイクロソフトの仮想化機能「Hyper-V」正式版を標準で添付し、今後、「Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008」を標準で搭載したモデルを、ラックサーバ「HA8000/RS220、RS210、RS110」にて、製品化する予定だという。

新モデルの価格と出荷時期

機種名 プロセッサ
最大搭載数
価格(税込) 出荷時期
HA8000/RS440 4 175万9,800円から 2008年12月22日
HA8000/RS440
新規内蔵RAIDシステムモデル
4 175万9,800円から 2009年2月27日
HA8000/RS110 1 25万6,200円から 2008年12月22日
HA8000/TS10 1 19万1,100円から 2008年12月22日
HA8000/TS10
新規内蔵RAIDシステムモデル
1 35万5,950円から 2009年2月27日