ブログサービス「はてなダイアリー」などを展開するはてなは4日、自社の開発者が実験的サービスを公開するサイト「はてラボ」において、困ったことを書き込むと相談に乗ってもらえる「はてなボトル」など、3つの新サービスを追加したと発表した。

「はてラボ」で新たに公開された「はてなボトル」トップページ画面

はてラボではこれまでも、「はてな匿名ダイアリー」や「はてなセリフ」など、人気サービスを生み出してきた。また、リリース後の利用度を見て正式サービスへ組み込まれたものもある。

今回追加されたのは、「はてなニュース」「はてなカウンティング」「はてなボトル」の3サービス。「いずれも、はてなの全社員が参加して新サービスのアイデアを発表する、秋合宿で作成された」(はてな)という。

「はてなニュース」は、トクダネ情報を投稿できるサービスで、編集者の名前は現在公開されていない。「はてなブックマークやはてなスターとの連携機能も搭載している」(同社)。

「はてなカウンティング」は、誰でも気軽にカウントアップ、カウントダウンを作成できるサービス。自分が気に入ったカウントアップ/ダウンをフォローしたり、作成したカウントをiGoogleやブログに貼り付ける機能も提供している。

「はてなボトル」では、疑問や困ったことを書き込むと、メンバー登録した不特定の誰かにはてなメッセージ(ボトル)が届いて相談に乗ってもらえる。

ボトルが送られて30分以内に返事がなかった場合、ボトルは再びさまよい出て、別の誰かのもとに送られる。24時間以内に返事がつかなかったり、返事を受け取った時点で、「ボトルは"海の藻屑"と消える」(同)仕組みになっている。

同社では、「はてラボでの取り組みを元に、引き続き、正式サービスへの展開などを検討していく」としている。