Adobe MAX Awardの結果発表!
Adobe MAX 2008では2日目のテクニカルセッション終了後に、「MAX Awards 2008」の結果発表が行われた。「MAX Awards」とは、Adobeのソフトウェアを使って作成された魅力的なコンテンツやアプリケーションを広く公募するプログラム。6つのカテゴリに分けて募集が行われ、各カテゴリで優秀と判断された上位3つは、MAX 2008で大々的に発表される。
今回発表されたのも、まさしく世界最高峰の作品ばかり。「Adobe製品を使えばここまでできる」ことを知っておくためにも、チェックしておく価値はあるといえるだろう。
今回のMAX Awardsは、以下の6つのカテゴリに分けて応募が行われた。
- 広告/ブランディング
- エンタープライズ
- モバイルデバイス
- 公共部門
- RIA(Rich Internet Application)
- ビデオ
では早速、どのような作品が栄冠を勝ち取ったのか、写真を中心に見ていくこととしよう。
広告/ブランディング部門
Coca-Cola Happiness Factory
Coca-Colaのコマーシャルとして作成された本作は、3D世界で愛らしいキャラクタが所狭しと動き回るさまが秀逸。広告/ブランディング部門における最優秀作品に輝いた。
Lucas Arts Fracture Game Website
ルーカスアーツによるサバイバルゲーム、「Fracture」のWebサイトで公開されているムービー。
Sherwin - Williams Color Visualizer
部屋、バスルーム、キッチンといったさまざまなシーンで、自由自在に色を変えて色調を試すことのできるFlexアプリ。作者のサイトで試すことも可能。
エンタープライズ部門
NASDAQ Market Replay
NASDAQ市場の値動きを再現し、分析に利用できるアプリケーション。こちらのサイトからダウンロードすることが可能。エンタープライズ部門における最優秀作品に輝いた。
IQ Web Review for Allgaier Automotive GmbH
PDFをベースとしたプラットフォーム「IQweb」上で、3DのCADデザインを効率的に、そしてセキュアに取り扱ったという事例。こちらのページに、この事例に関する詳しい説明が記述されている。
SARS: e@syFile suite of applications for the South African Revenue Service
南アフリカ共和国の事例で、電子書類の入力と送信を効率化、自動化するためのツール。