SAPジャパンは20日、マスターデータ管理統合ソリューション「SAP NetWeaver Master Data Management 7.1」の提供を開始した。
SAP NetWeaver Master Data Managementは、企業内に存在する複雑、かつ複数のマスターデータを整合性がとれたひとつのマスターデータとして統合・管理できるソリューション。SAP NetWeaver Master Data Management 7.1では、ひとつのリポジトリで複数のマスターを管理可能としたため、サプライヤや製品といった複数のマスターを関連づけて管理したり、参照データの重複を回避したりできるようになった。また、複数の項目を組み合わせてひとつのデータとして定義できる機能が追加され、データ管理の利便性を向上させている。
さらに、ビジネスプロセス統合管理を実現する「SAP NetWeaver Process Integration」のアダプタ提供により、SAPとの密な連携が強化されているほか、ビジネスオブジェクツのデータ品質向上ソフトウェア「BusinessObjects Data Quality XI」との連携も実現している。