サン・マイクロシステムズは19日、ストレージ・アプライアンス製品「Sun Storage 7000」シリーズの新製品として、2TB容量・8GBメモリの「Sun Storage 7110」、11.5TB容量・32GBメモリの「Sun Storage 7210」、および16GBメモリを搭載したコントローラ「Sun Storage 7410」の3製品を発売した。価格はそれぞれ178万1,000円から、566万9,000円から、656万円から(いずれも税別)。
今回発売された3製品は、オープンスタンダードなコンポーネントを採用し、高い管理性、優れたリアルタイム・モニタリング機能、トラブルシューティング機能を備え、かつシンプルな操作性で容易な運用を可能としたのが特徴だ。また、Solaris ZFSのデータ管理機能を活用することで、従来のストレージ製品では必須だったデータ管理ソフトウェアの購入を不要とし、データ容量の増加と共に発生していた追加ライセンス費用によるコスト増加を回避できる。
さらに、Solaris OSのDTrace機能をベースとしたFishworks技術によりリアルタイムでの分析・監視機能を備えるほか、SSDと汎用ディスクの併用を実現する「Hybrid Storage Pools」技術により1GBあたりのコスト削減を可能とし、低コストと高パフォーマンスを両立させている。