CO2排出権関連商品の開発・販売を行うラウルは17日、同社が提供するWebサイトのカーボンオフセットサービス「グリーンサイトライセンス(GSL)」において、新たに「太陽光発電版」「植林版」をリリースしたことを発表した。

GSLは、同社が、国連が認証した温室効果ガス削減事業によって発行されたCO2排出権を購入し、Webサイトを運営する中小企業向けに提供。運営者はライセンスを購入することでサイト運営によるCO2排出をオフセット(相殺)でき、環境貢献を行なっていることを証明するシールをサイトに掲載できる。

新たにリリースされた「太陽光発電版」では、NPO法人太陽光発電ネットワークと提携し、グリーン電力が持つ"環境付加価値"(省エネルギー・CO2排出削減など)を証書の形にして取引するシステム「グリーン電力証書」によって、Webサイトの運営で発生するCO2を相殺する。

また「植林版」では、ブログで苗木を育てる育成ゲームサイト「gremz(グリムス)」と、同サイトが植林を委託しているNPO・NGOの活動を支援することでCO2削減活動を行う形となる。

同ライセンスは1年間5,250円/1ドメインで、利用者は自分が支援したいCO2削減活動を太陽光発電/植林/国連認証排出権から選択することが可能だ。

これまでに約900サイトがGSLを導入している