米Adobe Systemsは17日、「Adobe Flash Media Interactive Server 3.5」、「Adobe Flash Media Streaming Server 3.5」の2製品を発表した。
「Adobe Flash Media Server」ファミリーの「Adobe Flash Media Interactive Server 3.5」、「Adobe Flash Media Streaming Server 3.5」は、Web上での双方向コンテンツ、アプリケーション、ビデオなどを配信するためのAdobe Flashプラットフォームの重要なコンポーネント。新たなメディア配信向け新機能として、視聴者の帯域幅に応じ、シームレスに品質を調整し配信する「ダイナミック ストリーミング」、コンテンツ保護の向上、H.264コンテンツのライブおよびオンデマンドのストリーミングなどがある。
Adobe Flash Media Interactive Server 3.5ソフトウェアには、「ライブDigital Video Recorder(DVR)」機能を搭載。ライブビデオストリーム中の一時停止・巻き戻し・早送り、データメッセージの挿入、ライブもしくはオンデマンドにおけるFlash Lite 3へのモバイル配信などが可能となった。
Adobe Flash Media Server 3.5は2008年12月出荷予定。本日よりアドビストアで予約受付が開始されている。Adobe Flash Media Interactive Server 3.5の価格は61万4,250円。メインテナンスサポートに加入していて対象期間内のユーザーは無償でアップグレードが可能。メインテナンスサポート非加入の「Flash Media Interactive Server 3」ユーザーは、4万2,315円でアップグレード可能。同様にメインテナンスサポート非加入の「Flash Media Server 2.X」ユーザーは、27万2,370円でアップグレード可能。Adobe Flash Media Streaming Server 3.5は12万1,275円。メインテナンスサポートに加入していて対象期間内のユーザーは無償アップグレードが可能。メインテナンスサポート非加入のユーザーは、3万240円でアップグレードが可能。