独立行法人 情報処理推進機構(IPA)のソフトウェア・エンジニアリング・センターは、組込みスキル標準(ETSS)を企業や組織に導入する役割を担う人向けのガイドブック『SEC BOOKS ETSS導入推進者向けガイド』(毎日コミュニケーションズ刊)を出版する。
組込みソフトウェアは、産業向け機器をはじめ、自動車、携帯電話、家電製品など、多くの電機・電子機器に搭載され、その機能の中核を担っている。
ETSSは、組込みソフトウェアの開発力強化に向け、有効な人材育成や人材活用を実現するための指針として経済産業省と同機構が策定、「スキル基準」「キャリア基準」「教育研修基準」の3つの要素で構成されており、IPAのWebよりダウンロード可能だ。
本書は、「Part1 解説編 ETSSと導入推進者」「Part2 ETSS導入実務編」「Part3 参考編」「Part4 演習問題編」の4部構成で、ETSSを企業や組織に導入する役割の人向けに、どのように考え、行動していけばよいか、その助けとなるような情報がまとめられている。
11月21日よりネット書店、全国の主要書店にて発売が開始され、価格は1,050円(税抜)となっている。